ファッション用語のお勉強を一緒にしていこう。

 


 
 

ウール

広義的には動物繊維(獣毛)の総称とされていますが、一般的には
羊毛を指します。羊毛を大別すると
・「英国羊毛」
・「メリノ・ウール」
・「ラムズ・ウール」の3種に分かれます。
 

カシミア

カシミア山羊の毛。この名称は、原産地にあるインド北西部
カシミール地方に由来。柔らかな風合と保温性・保湿性に優れます。
生産量が少ないため高値で取引されます。
 

コットン

言わずと知れた綿花を原料とする繊維。コットンで編み立てたニットは
通気性と吸湿性に優れ、特にサマーニットに向きます。
縮みが起きにくいので家庭でも気軽に洗えます。
 

モヘア

アラゴン山脈の毛。アラゴラウサギの毛も含むとされ、毛素材のなかでは
トップレベルの光沢をもちます。毛足が長く、繊維にコシと弾力性が
あるのでシワになりにくい。
 

アルパカ

ペルー、ボリビア、アルゼンチン北部などの高原地帯で放牧している
アルパカ(ラマの一種)の毛。毛足は長く極細で、繊物にすると
しっとりなめらかな肌触りが引き出されます。
 

 


 
 

サージ

スーツのもっとも代表的な生地といえばこれ。
オールシーズンで使われ、綾織りの生地で、綾目が45にはっきり
表れるのが特徴。
 

トロピカル

夏用生地の代表とされ、強撚り糸を使用した平織り、
綾織りの薄手のウール。折目が粗く、布面が平でさらっとした手触りです。
 

シアサッカー

青と白のストライプでコットンが使われることが多い、夏向き生地。
細かいよせジワが入っていて、風通しがよく爽やかな着心地。
 

ブークレ

フランス語で「巻き毛」や「輪」を意味し、生地表面に輪状の糸が
出たものを指す。独特の柔らかい見た目と肌触りが特徴です。
 

フランネル

イギリスのウェールズ地方の繊物で、日本ではフラノとして知られる生地。
紡毛織物の代表生地で、暖かな表情なので冬向きです。
 

ツイード

冬の定番生地で、ざっくりとした素朴な風合が特徴。
平織、綾織りなどの製法もさまざまで、
ごわっとした硬めの手触りで人気も高い。
 

 


 
 

ブロード

ドレスシャツの代表的な生地で、横畝を特徴とするポプリン織りの平織地。
薄手から厚手までバリエーションが豊富なのが魅力。
 

ジャカード

ジャカード織機によって各種の模様を織り出した生地のこと。
シャツに上品な表現をプラスするので、洒脱な演出に欠かせない。
 

オックスフォード

ブロードよりも目の粗い平織りのシャツ地。
ボタンダウンシャツに多く見られ、太めの40番毛糸の厚手の
コットンがオリジナル。
 

ウール

冬用のシャツに多く使われるのがウール。
ネルやツイード、ビエラなどウール製シャツにもさまざまあり、
バリエーションも豊富です。
 

ネル

「フランネル」を略した表現で、たて糸とよこ糸を交互に織る平織や綾織りのものが存在。柔軟で弾力性や保温性に優れています。
 
 

 


 
 

ウール紡毛

原毛を梳いたときに機械から落ちた毛や短い繊維などから
作られた紡毛糸で織り上げたもの。
厚手で毛羽立ち、ざっくりしたラフな見 た目で、
スポーティな 雰囲気になります。
 

ウール梳毛

ビジネススーツでもっ とも多く使用される素 材。
原毛段階で5cm以上の毛足の長い羊毛を梳って作られた梳毛糸を
織り上げたもの。なめらかで腰が強くハ リがあるのが特徴。
 

リネン

夏向きの清涼感溢れる素材といえばリネン。 
繊維は細くて短く、強度も強いもの。 
吸水性 や発散性に優れ、風合いはソフトでしなやか
放湿性が高いため、シワが出やすいのが短所。
 

コットン

カジュアルスーツに使用されることが多いの コットン。
 夏の定番のコードレーンや冬のコーデュロイなど、
オールシーズンで使用できる取り扱いに優れた素材になります。
 

カシミア

もとはインドのカシミール地方のカシミア山 羊の毛を原料としたもので、
表面の毛の下に 生える柔毛を櫛でといて集めるため高価。 
質が細く、ぬめり感と柔らかさが特徴的です。